sakamoto590’s blog

16の冬、父経営会社の倒産。国立大学に進学。教育部部長として企業化。他企業塾と自塾を設立。多くの進学実績と遭遇。マスコミを使った非難、実行者分からず。マスコミは利益第1、マチゴミ。心労により塾を閉じ治療に専念、完治。 時代に合わせた形で復活。

Junior.Private.School.News 365 中学生・『成績アップノート』-8つの習慣と2つのポイントー

上手なノートとは    

                  あとで見直したとき、他の人に説明できる

見た目がきれいで中身がたくさん書いてあるノートは、 何となく勉強に役立ちそうなイメージがあります。

でも本当にそうでしょうか。

上手なノートとは、あとで見直したときに、授業で教わったことが しっかり思い出せて、復習に役立つもの。  字や色使いがきれいなことより、見やすく整理されていて、どこ に何が書いてあるかが、自分だけではなく他の人にもひと目でわか る構造になっていることが大切なのです。

 

そのためにはどうすればいい?     

             ⇒ルールを決めて、速く書く

 見やすく書こうと気にするあまり、授業に集中できなくなっては 意味がありません。ていねいに書くのは良いことですが、速く書 くことも大切です。

 時間をかけずに、わかりやすくノートを取るためには、自分なり のルールを決めておくのがコツ。 たとえば、次のルールを試してみましょう。

❶日付とページ(P)を書く

いつ勉強したか、教科書のどこを勉強したかが、復習するときにわかりやすくなる。

➋余白は広くとる

余白があると見やすい。間違いの訂正や気づいたことも書けて覚えやすくなる。振り返りの授業でそこに新しい知識を書き加えていけば、より学習が深まる。

➌図やグラフはフリーハンドでも正確に

フリーハンドで描くと、より正確に形が理解できるようになる。

見出しや位置をそろえる

見出しにつける数字の種類や文字の大きさを使い分け、書き出し位置もそろえると、どこに何が書いてあるかわかりやすくなる。

色は3色まで

色が多すぎるとどこが大事なのかわからなくなりがち。基本は黒、目立たせたいところは赤や青で書く。

間違えた問題は必ず解き直し、理由も書く

間違えたら黒以外の色で正解を書き、どこを、なぜ間違えたかわかるようにしておく。理由も書くことで自分の弱点が明らかになり、間違いを繰り返しにくくなる。

見開きで使い、内容が変わったら次のページへ

 ノートは見開き単位で使い、学習内容が変わったら、ページの途中でも次の見開きへ移る。全体の構成がわかりやすくなり、余白には気づいたことも書き込める。

 ノートは教科ごとに1冊ずつ

 教科ごとに分かれていると、見直しや復習のときにもたつかない。英語は「教科書ノート」「文法ノート」を分けても便利。

 

授業ノートはていねいすぎなくてよい

 

「ていねいに書く」にこだわって、授業を聞くことがおろそかになっては本末転倒です。授業の中で気がついたことを書きとめていくためには速さも必要。つまり、書く目的によって「ていねいに」と「速く」を使い分けるのがポイントです。字は上手ではなくても、罫線やマス目に合わせるように書くと見やすくなります。また、誰が読んでもわかる正しい文章を書くように意識すると、記述力が鍛えられます。

 

R テストや提出用ノート

 

Æ ていねいに。

 

R 授業ノート

 

Æ ていねいに速く。見直したときわかる程度にていねいに、だが時間をかけすぎない。

 

R イデアのメモ

 

Æ 速く。気づいたこと、思ったことがたくさん書けるように。

 

教科によって大学ノートは使い分けよう

 

A罫(行間7㎜)Æ 英語・社会

 

行間が広いほうが、英語の大文字・小文字を書き分けたり、社会科の頻出語句を強調したりしやすい。

 

B罫(行間6㎜)Æ 数学・理科・国語

 

数式や分数などは、2行どりで書くと見やすい。また国語で縦書きにして使うときは、行間が細いほうが文字をまっすぐに書きやすい。

     ※これらは目安なので、自分が書きやすいものを使おう。