Junior.Private.School.News 365 中学生・『成績アップノート』-8つの習慣と2つのポイントー
上手なノートとは
⇒あとで見直したとき、他の人に説明できる
見た目がきれいで中身がたくさん書いてあるノートは、 何となく勉強に役立ちそうなイメージがあります。
でも本当にそうでしょうか。
上手なノートとは、あとで見直したときに、授業で教わったことが しっかり思い出せて、復習に役立つもの。 字や色使いがきれいなことより、見やすく整理されていて、どこ に何が書いてあるかが、自分だけではなく他の人にもひと目でわか る構造になっていることが大切なのです。
そのためにはどうすればいい?
⇒ルールを決めて、速く書く
見やすく書こうと気にするあまり、授業に集中できなくなっては 意味がありません。ていねいに書くのは良いことですが、速く書 くことも大切です。
時間をかけずに、わかりやすくノートを取るためには、自分なり のルールを決めておくのがコツ。 たとえば、次のルールを試してみましょう。
❶日付とページ(P)を書く
いつ勉強したか、教科書のどこを勉強したかが、復習するときにわかりやすくなる。
➋余白は広くとる
余白があると見やすい。間違いの訂正や気づいたことも書けて覚えやすくなる。振り返りの授業でそこに新しい知識を書き加えていけば、より学習が深まる。
➌図やグラフはフリーハンドでも正確に
フリーハンドで描くと、より正確に形が理解できるようになる。
➍見出しや位置をそろえる
見出しにつける数字の種類や文字の大きさを使い分け、書き出し位置もそろえると、どこに何が書いてあるかわかりやすくなる。
➎色は3色まで
色が多すぎるとどこが大事なのかわからなくなりがち。基本は黒、目立たせたいところは赤や青で書く。
➏間違えた問題は必ず解き直し、理由も書く
間違えたら黒以外の色で正解を書き、どこを、なぜ間違えたかわかるようにしておく。理由も書くことで自分の弱点が明らかになり、間違いを繰り返しにくくなる。
➐見開きで使い、内容が変わったら次のページへ
ノートは見開き単位で使い、学習内容が変わったら、ページの途中でも次の見開きへ移る。全体の構成がわかりやすくなり、余白には気づいたことも書き込める。
➑ノートは教科ごとに1冊ずつ
教科ごとに分かれていると、見直しや復習のときにもたつかない。英語は「教科書ノート」「文法ノート」を分けても便利。
授業ノートはていねいすぎなくてよい
「ていねいに書く」にこだわって、授業を聞くことがおろそかになっては本末転倒です。授業の中で気がついたことを書きとめていくためには速さも必要。つまり、書く目的によって「ていねいに」と「速く」を使い分けるのがポイントです。字は上手ではなくても、罫線やマス目に合わせるように書くと見やすくなります。また、誰が読んでもわかる正しい文章を書くように意識すると、記述力が鍛えられます。
R テストや提出用ノート
Æ ていねいに。
R 授業ノート
Æ ていねいに速く。見直したときわかる程度にていねいに、だが時間をかけすぎない。
R アイデアのメモ
Æ 速く。気づいたこと、思ったことがたくさん書けるように。
■教科によって大学ノートは使い分けよう
▋A罫(行間7㎜)Æ 英語・社会
行間が広いほうが、英語の大文字・小文字を書き分けたり、社会科の頻出語句を強調したりしやすい。
▋B罫(行間6㎜)Æ 数学・理科・国語
数式や分数などは、2行どりで書くと見やすい。また国語で縦書きにして使うときは、行間が細いほうが文字をまっすぐに書きやすい。
※これらは目安なので、自分が書きやすいものを使おう。
Junior.Private.School.News 365小学生・『成績アップノート』ー8つの習慣と2つのDOー
こんにちは、1140です。 今日はノートの取り方と学習行動の中に必要なポイントを 話します。
上手なノートとは? |
Æあとで見直したとき、みんながわかるノート |
見た目がきれいで中身がたくさん書いてあるノートは、何となく勉強に役立ちそう なイメージがあります。でも本当にそうでしょうか。
上手なノートとは、あとで見直したときに、授業で教わったことがしっかり思い出せて、 復習に役立つもの。字や色使いがきれいなことより、見やすく整理されていて、どこに何が 書いてあるかが、ひと目でわかるようになっていることが大切なのです。
そのためにはどうすれば? |
Æルールを決めて、速く書こう! |
きれいに書こうと気にするあまり、授業に集中できなくなっては意味がありません。てい ねいに書くのは良いことですが、速く書くことも大切です。
時間をかけずにわかりやすいノートを取るためには、自分なりのルールを決めてお くのがコツ。たとえば、次のようなルールをためしてみましょう。
❶日付・ページ(P)・見出しを書く
いつ、どこを勉強したか、復習するときにわかりやすい。
➋「スキマ」は広くとる
スキマがあると見やすく、まちがいの訂正や気づいたことも書きやすい。
➌図形はフリーハンド(定規を使わない)
フリーハンドで描くと、より正確に形が理解できるようになる。
➍記号やマークを使う
「→」でつながりを見せる、目立たせたい文には○をつけるなど、ひと目でポイントがわかるよう工夫。
➎色は3色まで
色が多すぎるとどこが大事なのかわからなくなりがち。基本は黒、目立たせたいところは赤や青で書こう。
➏まちがった答えは消さない
まちがいを残しておくと、自分がまちがえやすいところがわかり、同じまちがいを繰り返しにくくなる。
➐見開きで使い、内容が変わったら次のページへ
ノートは見開きで使い、学習内容が変わったら、ページの途中でも次の見開きへ。全体の様子がわかりやすく、余白には気づいたことも書き込める。
➑ノートは教科ごとに1冊ずつ
教科ごとに分かれていると、見直しや復習がしやすい。
ポイント! 授業ノートはていねい過ぎないように書こう! 「ていねいに書く」にこだわって、授業がおろそかになっては本末転倒です。漢字の書き取りな ど「とめ・はね・はらい」をしっかり覚えるために、ていねいさが求められる場合もありますが、 授業の中で考えたことを書きとめるためには速さも必要。つまり、書く目的によって「ていね い」と「速く」を使い分けるのがポイントです。 もっとレベルアップ! まちがえた理由をかんがえて書こう! まちがえた理由を自分なりに考えて書いてみましょう。文字で書くと頭に 残りやすくなり、次のまちがいを防ぐ